前を向いて歩こう
日々仕事をしていると、どうしても近視眼的なものの見方をするようになってしまう。
目の前の仕事に集中すればするほど遠くが見えにくくなり、おかしな言い方かもしれないが、足元ばかりを気にするようになってくる。
そんなことは誰にでもあることだろう。
僕も会社に入りたての頃はよくあった。
何しろ足元に転がっている作業をこなしていくことを最重要課題だと認識していたような時期だったから尚更である。
足元ばかりに気を取られていると、自分が歩いている道が段々と中心からそれていっていることにもなかなか気づかない。
しっかりと日々仕事をしているつもりでいても、気がつくとなんだか脇道に迷い込んでいて、堂々巡りをしていたりすることもある。
はたと気づいた時には幹線道路はすでに見えなくなり、誰もいない細い道を歩いていたりするという感じだろうか。
自分としてはしっかりと日々仕事をしているつもりになっていても、所属する組織(まぁ、会社ってことですね)が進もうとしている道から大きく外れてしまっており、一人ぼっちでポツンと歩いていたりする。
そんなことにはならないほうがいい。
足元の仕事をしっかりと片付けながら、ちゃんと周りを見て、前を見て、先を見て歩んだほうが自分のためでもあるし、会社のためでもある。
だからちゃんと顔を上げて周りと前を見て、歩いていかないといけない。
足元に注意を払い、躓かないようにすることはもちろん大切だが、それだけではどこかで道に迷ってしまうかもしれない。
先を見て歩くことが、仕事をする上でも重要なことだと思う。